災害に対して思うこと

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こんにちは。

9月になりました。だいぶ涼しい気候になりますが夏の疲れも出やすいので、ご注意を。

さて、最近あまり眠れてなくて体調不良です。眠れないので仕事シマス。

朝がつらいです…。

思うところがあってこの記事を昨晩、書きましたが投稿するのを悩みました。

見方によっては「ええかっこしい」と思われるかなと。

しかも結構長文です。ですので、お忙しい方は見ないのをお勧めします。

 

 

では、本題です。一昨日台風が北海道に上陸し、昨日は被害状況が報道されました。

一刻も早い復旧と日常が戻ることをお祈り致します。

以前高松で水害があった際、ボランティアに参加しました。

畳上げや泥に浸かった家財道具など、失意に沈んだお家の方にどれを残してどれを処分するか、と聞くことさえ心苦しい、やるせない思いをしたことがあります。

家族写真が全て水に浸かり、どの写真も人物が映っているかも分からない。

しかし、お家の方は「全部残してほしい」との要望でした。

女性のボランティアの方は必死で涙をこらえていました。

破れないようゆっくりめくって他のボランティアの方と写真を干した記憶は今でも覚えています。

道路の向こう側に浸かってない地域があり被害の差が…。

 

今回、大分に家族で行ったのは熊本・大分大地震の被害を見て少しでも経済に役に立てば、と五月ごろに計画しました。

熊本への道路が今は復旧していますが5月時点で物流やボランティア車両でかなり混乱していたようで熊本入りは当時選択肢から外しました

大分でも風評被害で旅館キャンセル、というニュースを見て行先を大分に。

毎年嫁さんの長期休みが盆明けの8月20日頃から5日程ということもありキャンセル多発時期に訪問することはできませんでしたが。

湯布院では、かなりキャンセルが出たそうですが、私が行った際は賑わっていたように感じました。

(地震前の状況を見ていないので何とも言えませんが)

もちろん、私は被害のない地域にいる人間ですから被災された方のお気持ちを理解することは出来ません。

しかし私ができる範囲で何か出来るかを考えました。

大分に旅行地を決めたのはそういう気持ちでした。妻も賛成してくれました。

日にちも今回は二泊しました。

休みの都合で日月火曜になり、社員には迷惑をかけたと思います。

それでも時間を取って向かったのは少しでも当地の経済に貢献できればと思ったからです。

ブログやFBでなるべく明るくバカを書いています。

バカなことを書いてと不快に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、根底にそういう気持ちがあるのは確かです。

さらに、もう一つ心残りのことが有ります。

応急危険度判定士という資格があります。

倒壊していない建物で二次被害の恐れがある建物の危険性を判断しラベルを張る、という作業をするための資格です。

実際、余震が続く中、家財を取りに行きたいという被災者の方が、家の中に入れるのか、判断に困っていた事実。

応急危険度判定が全く間に合っていなかったそうです。

 

建築士で、かつ指定講習を受けないと活動できません。

益城町の建築物の応急危険度判定に建築士会から会員が派遣されました。

私は建築士の資格者ですが、当時私は講習を受けていませんでした。

応急判定士でない私は呼ばれません。

東日本の時に、早く講習を受けよう、と考えていましたが、仕事に忙殺されいつしか忘れていました。

熊本では大学4年間を過ごしました。

色々な思い出があります。

そんな自分が応急危険度判定のボランティアに参加できず本当に悔しかったです…。

じゃあ他のボランティアしたら、という方もいるかと思いますが少人数で会社を経営しているため、長期間会社を空けてボランティアは正直、私には不可能に近いことです。

建築士会のボランティアがGW前後に熊本に入った事はFacebookで知りました。

チーム制で、3~4日で交代したそうです。

この時期・期間だったら、短期間に有効な貢献ができたのにと後悔しました。

すぐに応急危険度判定の講習が9月にあると建築士会のサイトで知り、5月に申し込んだら去年の日程でした…。

建築士会の事務局の方から「今年の講習日程が決まったら、登録しておきますね。」

と連絡があり恥ずかしい思いをしましたが…。

今年の応急危険度判定の講習は必ず参加します。

自分にできること、力を生かせること。

災害に対しできること。

微力ですが取り組みたいと思います。

長々と見て頂いた方、ありがとうございます。

11年前に父を亡くし、建築現場しか知らない人間がいきなり33歳で経営者になりました。

先輩友人から叱咤も受けます。いろんな方から誤解もされます。

泥をすするような経験もしました。

オーバーワークで鬱病にもなりました。

家族を守るため会社を守るため、雇用を守るため、しなければならない。

理解されないこともあります。

ですが

反省することも多いです。

まだまだ考えの足りないところもあります。

相手の気持ちに立って考え無ければいけないことも最近実体験で学びました。

深く反省し、何ができるのか、もう一度考えたいと思います。

最後に熊本 大分、そして北海道、岩手、東日本大震災で被害に会われた方

災害に遭われた全ての方が普段の生活に一刻も早く戻れるよう、お祈り申し上げます。

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世代をつなぐ住まいと暮らしづくり 子育世代応援工務店
南海建設 木づき工房(きづき工房)
〒761-8032 香川県高松市鶴市町2053-8
TEL : 087-882-2251
E-mail :  info-nankai@mc.pikara.ne.jp
HP : http://nankai-k.com/
~香川県 高松市、国分寺町、坂出市、丸亀市、三木町
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