将来のことをキチンと考えるには
高松市の数あるサイトから弊社サイトに訪れて頂き、ありがとうございます。
将来については皆さんの多くは様々なお考えや、ご心配を持っていらっしゃると思います。
この記事では「住宅を建てる、リフォームする」時に、皆様に一度考えて頂きたいことをご紹介いたします。少しでも皆様のお役に立てれば嬉しく思います。
住宅づくりは家族の将来のことを考える一番良いタイミングです。
「長い間住む家だから当たり前だろう!」
その通りですが、皆様に是非読んで頂きたい情報ですので最後までお読みいただくと嬉しいです。
親孝行
親から受け継いだ愛情をわが子にそそぐ。それが親孝行の一つと考えます。
お子さんの誕生に苦労される方が、この記事をお読みいただいて、ご気分を害されたら、大変申し訳ありません。先にお詫び申し上げます。
南海建設 木づき工房 代表 松川も2011年生まれの娘を持つ現役子育て世代です。
数年前、ご近所の方から「お子さん可愛いね。あなたのお母様、本当に嬉しそうだったよ。」と言われたことがあります。その時、とっさにと答えました。「ようやく親孝行ができました」と。
何気ない一言でしたが、帰り道にその言葉が重く私の心に残ったのです。
気付きました。一番の親孝行というのは、孫の誕生、成長ではないかと思うのです。
子育て中は助けられ、介護で恩返し
産み育ててくれた両親には感謝しかありません。
幸せな家族とはどのようなものでしょうか。
現在かなりの確率で共働きの世帯が増えてきています。
祖父母世代に助けられ、子育てをされている方が多くいらっしゃいます。
反面、お父様、お母様がご高齢になると介護も考えないといけません。
助け合うという選択肢が昔以上に現実的になっています。両親が年老いてきたら何をしないかといけないか、というのは皆様であればお分かりかと思います。
将来の介護、2025年問題
2025年に団塊の世代が75歳以上になり、2016年と比べ75歳以上の人口は一気に500万人増え、現役世代1.9人が高齢者1人を支えることになります。いわゆる2025年問題です。
今後、新築の注文住宅、今お住まいの住宅ではリフォームで、バリアフリーを考えることが必須になります。
何故かと言いますと…、少子化で介護従事者や医師、看護婦の絶対数が少なくなるからです。
既に国は介護保険を改正し、私たちの負担を増やす方向に舵を切りました。今以上に介護施設や病院への入居・入院が難しくなります。
つまり、自宅での介護を選択せざるを得ない ご家族が激増する将来が必ずやってきます。
相続診断士のいる住宅会社
木づき工房では住宅会社でありながら、相続診断士という資格を保有しています。相続診断士とは?
相続という単語は「一部のお金持ちだけ、自分には縁がない」とお考えではないでしょうか。
現実はそうではありません、相続はすべての方が関わることになる問題です。
両親の介護もそうですが、誰しも必ず子や孫に様々なものを受け継いでいく。
それも相続です。いえ「家族の継承」というべきかもしれません。
その準備にも様々な手続きや知識、情報が必要です。そのなかで最も金額のかかるのが新築住宅やリフォームなのです。
金額がかかるということは「家族の継承」「家族の将来」にとって大きな影響を与える、ということです。またご兄弟が互いに納得するということも重要です。
相続診断士であり一級建築士である木づき工房、松川は「家族の将来と住宅」を同時に考えることの重要性を皆様にお伝えします。
先送りしたらどうなるか?
ケース1
「兄弟2人とも子供が小さいときに注文住宅を新築したが、定年し子供も独立。空き家になった実家をどうする?買い手もつかない…」
宅地の住宅を解体すると、固定資産税が6倍になります。年間5万円程度なら、6倍の30万円になることはご存知ですか?
ケース2
「実家の土地に長男が家を建てたが、数十年後の相続にあたり、妹夫婦から実家の土地を半分の権利を欲しいと言われた。妹夫婦に渡すための実家の土地価格に相当する財産がないが、年老いた母の介護も妹に任せきりだったし、出来れば妹の希望を叶えたいが妻から大反対。」どうにもならない…。
うちではないだろう…。いいえ実際によくあるケースです。
実は相続は身近なことです。家族を継承する事とは。
相続、いえ「家族の継承」を具体的にどう考えるか?
数十年後のことを完璧に考える事はできませんが、対策をすることでコントロールすることができます。
「死を連想させる相続や、亡くなった後の事は両親を含めた家族で話し合いにくいな…」
まさにその通りです。しかし一つだけ良いきっかけがあります。
「あなたが新築住宅を考える時」
その時が両親、ご兄弟と将来のことを話し合う良い機会なのです。
「父さん、俺たち家族4人で暮らす家を建てようと思うんだけど…」
「ああ、いいことだな。お前も一国一城の主だな!」
…しかし、お父様はこう考えているかもしれません。
『長男が家を建てるなら、祖父から受け継いだこの実家は誰がみるんだ?妹は嫁に行っているし…、それに長男は2人の子供があるのに共働きだ…。長男夫婦も大変そうだ。妻と俺で手伝えることも有るが…、建て替えして同居二世帯住宅か、費用も援助できるが、こういうことはなかなか言いづらいな』
例えばこんなケース。
また、女性の聖域というものはキッチンだと思いますが、仲が良いとはいえキッチンを共有するのは抵抗がある…、二世帯住宅ではなく近居を選びたい。というケースもあるでしょう。
誤解して頂きたくないのですが、私は同居を薦めているのでありません。親御さん、ご兄弟とよく話し合って、家族の「将来のカタチ」を考えて頂きたいのです。千の家族があれば千の将来があると思います。
本当の家族の幸せとはなにか、あなたの家族しかその答えに気付くことはできません。
将来を話し合うキッカケ
しかし、万が一でも、両親が亡くなることを前提に話し合うのは難しい。
近居なのか、同居か、離れて暮らすか。持ち家なのか、賃貸なのか。
夫婦だけで話し合うことも大切ですが、ご両親、兄弟とも話すことで、お互いの考えや思いを知るキッカケにもなります。
そのうえで、あなたとご家族の答えを見付けましょう。
少し付け加えるならば、家族だけでない専門知識を持つ第三者に相談してください。客観的に聞いてもらうことで、家族同士の難しい話し合いも落ち着いて判断できるのではないでしょうか。
そのための気付きに、私たち南海建設 木づき工房は住宅会社としての技術、知識と経験、相続のアドバイザーとしての知識を持って皆さんのお手伝いができれば嬉しく思います。
互いのことを気遣い話しにくい、しかし先延ばしするともっと困ります。
だからこそ本音を話し合う、本当に将来を考えた新築住宅の計画の在り方が必要です。
その内容を皆様にお伝えさせてください。
2025年に何が起こるのか、どんな準備をしなければならないかを記事にしました。
もしご興味がありましたら、以下のバナーよりお問合せ下さい。