大切な日。

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おはようございます。

【南海建設 木づき工房】

このブログは会社の公式ブログとして皆様に、会社の考え・代表としての自分の考え、商品のこと、仕事のことを書いていくブログにして参ります。
つたない文章ですが、皆様、お忙しいところ恐縮ですが、少しの時間見て頂ければ嬉しく思います。

 

さて、少し遅くなりましたが、私にとって、妻にとって大切な6月8日という日がやってきました。
親バカと思われるかもしれませんが(笑)

6月8日は、私の一人娘の誕生日です。

半月位前から、まだ4歳の娘は凄く嬉しそうで…
「五歳になったら…、誕生日のお父さんお母さんからのプレゼントは○○が良い! お婆ちゃんからは○○が良い!」
「誕生日は(保育所で一番仲良しの)ここちゃんと一緒に、私のお部屋で遊ぶんだー」

など妄想しています(笑)

そんな娘に半月前から言っていることが有ります。

「五歳はお姉ちゃんかな?」
「五歳になったら、自分でできることを自分でしてみようね。」
「五歳になったらできることって何かな?」

娘は最初は甘えていましたが、直前の2,3日は…
「五歳になったら、きちんと朝自分で起きて一人でトイレに行く」
「こぼさないようにご飯を食べる」
とか
「五歳になったら○○する」を少しづつ、お父さん、お母さんに約束してくれます。
(彼女も全部を覚えている訳ではないと思いますが…(笑)

 

前日、娘の誕生日プレゼントを用意し、朝起きたら開けようね。
と約束し、寝かしつけました。
私も少し仕事をして、塾講師で勤務が遅い妻が帰ってきたので、誕生日前日の娘の様子を伝えました。
こんな、約束してくれたよ。パパママだーい好き!って言ってたよ。と。

私も1時過ぎに床につきました。

 

その夜、寝る前にこんなことを想像しました。

仏壇で手を合わせ、娘が言っています。
「お父さん、私10歳になったよ。こんなことを自分で考えているよ」
「自分でなんでもできるようになってるよ」

私が何故か亡くなっていて、娘が自分の誕生日に仏前に報告している、そんな姿です。

妻は隣でこう言います。
「お父さんは、あなたが自分で考えて、自分で率先して行動できる大人になってほしい。
礼儀を大切にして、挨拶、ありがとうやごめんなさいをキチンと相手の顔をみて話す人になってほしい。
友達を大切にして、人にやさしく接するような人になってほしい。
この三つをいつも大切にできる大人になってほしいって言ってたよ。」

私は天井のほうから眺めている、私がもし死んだら、という想像です。

 

私の父は11年前に亡くなっています。孫の姿を見せてあげることができませんでした。
悔しくて悔しくて…、そのことを考えると今でも涙が出ます。
こんなことを考えたのは、父が私に教えてくれたのかもしれません。

【何が大切なのかを】

親から子へ、子から孫へ、バトンをつなぐということで脈々と人の歴史はつながってきた。

だから私は親孝行は親にするよりも、自分の子供に愛情を伝えること。自主独立した人間にすること。

愛情と、人として大切なことをきちんとに伝える。

そんな些細なことが一番の親孝行ではないか。幸せではないか。と常々思っています。
(もちろん、母の日に何かしたり、普通に皆さんがしているようなこと、親孝行を自分なりにしているつもりです。)

自分がもし死んでも、バトンがつながるような子育てをこれからも続けたい。
愛情を持って家族に接する人間であるよう、自分で気付き、考え、日々行動できるよう…

若輩でまだまだですが、親の背中を見て育ってくれるよう、そんな生活、仕事ができるよう、再確認することができた体験でした。

 

さて、朝起きた娘は。
自分一人で朝、トイレに行きました。
些細なことですが、つい最近まで私が7時頃に起こし、娘は私に抱っこしてと手を伸ばし、抱っこしてトイレに連れて行っていました。

半月前から少しづつ伝えました。
「5歳のお姉ちゃんになったら、自分で朝起きて歩いてトイレに行こうね」
と。

6月8日、朝。
妻と一緒に娘を起こし、「5歳のお誕生日、おめでとう」と娘を抱きしめてあげました。
ありがとう、と言ってくれました。
そして、私たちが何も言わないのに、自分で歩いてトイレに行きました。

大切なこと。

伝えること。

その日の朝、出勤途中。
娘のほんの少しの成長に涙が出そうになりました。

この気持ち。想いを大切に、たとえ思春期になって娘から嫌われようが、娘に伝え続けようと思いました。

 

長文でプライベートな内容で失礼しました。

こうした想いを大切に、お客様のお仕事をさせて頂けるよう、精進してまいります。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

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世代をつなぐ住まいと暮らしづくり 子育世代応援工務店
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