おはようございます。
一昨日。
建築士会青年部主催の若手建築士研鑽事業 、藤村龍至氏の講演会を聴講。
若い学生が、多かった…なぜだろうと、青年部のメンバーに聞くと…
大学で講師されてるそうですが,
学生さんに有名な方だとか。
要約になってないかも。ですが、
拡大社会だった…いわゆる高度成長時代。
建築のカタチもより大きく洗練されていった。
しかし、人口減少の今…縮小社会での建築の役割とカタチはより一層考える必要がある。
そのために何をすべきか?何をしているのか?
その中のひとつとして行政が行う再開発計画に、住民が関わるための橋渡し役
いわゆるファシリテーターを行ない、双方議論しアイデアが出たものをカタチにする。
それを学生に学ばせながら…という活動をされている。
最初は住民が戸惑いながら参加するのを手伝うと、徐々にアイデアが出てくる。
そのアイデアを学生と一緒に設計し、さらには概算のコストや経済効果、税収の変動など試算する。
何パターンも。それを会議体に投げて、より具体的な意見を引き出す。
勉強になりました.
そもそも、そこの行政が素晴らしいと思います。
どういうことか?
ここからは私が思うこと。
うどん県プロモとか、すごい面白いと思うんです。
しかしハコモノ行政で…高松、香川で出来るのか?
事なかれ。前例がない。チャレンジしない。
という勝手な思い込みをしてます。
役所の方が悪いというのではないんですが、人は自分の成功体験にすがりたがります。
我が街の場合は、議員さんかな?
言い方が失礼ですが、分かりやすくお伝えするためにあえて。
「頭のカタイ年寄りが将来世代のことを考えず、綱引きを行う。」
こど○未来館。屋島陸○競技場。県立中○病院。
オーバースペック。駐車場、アクセスを無視。
市街化調整区域を撤廃し、街が外に広がり、行政コストの上昇。
市議会のサイトに財務健全性を謳う資料がありましたが、
バラ色の人口成長を期待しすぎでは?
地方行政のやってることを見るとうがった考えを持ってしまいます。
夕張市の現状が地方再生のモデルに、カンブリアで見ました。
まさに縮小社会に何をすべきか。
コンパクト五輪を謳いながら新国立競技場で二転三転。
ザハ案のそんな金額も出せないの?大国日本が世界に笑われる。という方もいました。
ロンドン五輪がどんな考えを持って計画、実行したのか?どのように活用されているのか。
北京五輪の各会場がどうなっているか。
個人のことを悪く言うつもりはありませんが、「みすぼらしい」のではありません。
未来の子供達を考え大人が行動。そんな時代に差し掛かっています。
…あ。話がそれた…。
しかし。
最後の質疑応答。
三人とも学生。質問の内容はさておき、積極的にという若者に未来を感じました。
我々40~50代の世代が彼らの力を発揮できる場や時を継なぐこと。
大きな話になりましたが…そうならないと日本は沈むかなと親になって特に考える。
私の力は小さく何もできませんが。
利他の心。社会起業家。持続性をもった社会。
教わった言葉ですが、今なら少しはわかる気が。
自分と私の会社にできること。建築を通じ幸せを。
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