住まいの省エネ~情報を理解する①

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情報を正しく理解する

情報を正しく理解する。

これは簡単なようで難しいと思います。
特に現代はインターネットなどで情報が溢れているからです。

その中で、客観的に信頼できる情報は何か。
それは数字。

根拠のある数字には説得力があると考えています。

住宅を数字する

見出しの言葉は「住宅の性能を数値化する」という意味です。

住宅を含め、建物の数値化は、以前は計算が煩雑で難しかったことが、現在はかなり研究されています。

そして様々な数値で表現されることができるようになりました。
例えば平成4年及び、平成11年省エネ基準で使用され始めた断熱・気密性能を表す数字があります。
(厳密に明文化されたとは記憶していません。誤用であればお詫びいたします)

Q値とμ値、C値です。

Q値(熱損失抵抗値:建物から逃げる熱量を延床面積で除したもの)

出典 木造住宅と関連ソフト「ホームズ君」の総合情報サイト(Q値とは)

μ値(夏期日射取得係数:夏期における日射の入りやすさをあらわします。小さいほど、日射が入りづらく、冷房効率が高くなります。建物に入る熱量を延床面積で除したもの)

出典 木造住宅と関連ソフト「ホームズ君」の総合情報サイト (μ値)とは

出典

C値(建物の床面積1m2当たりのすきま面積、気密測定にて計測します)

出典 住まいの総合水先案内人

最近、Q値と、μ値に代わり新しい数値が定められました。
C値は現在も使用されています。
国の説明会や民間団体の勉強会に参加していると、やや重要度が下がったような印象を受けますが、C値も住宅の性能を表す指標には変わりないと思います。

平成25年度 建築基準法改正

平成25年(2013年)に建築基準法が改正され、新たな数値が加わりました。
いわゆる「平成25年省エネ基準」です。

この法律により、日本では初めて住宅を含めた建物の「断熱基準・日射遮蔽の最低値」が決められました。
この基準は7年の猶予期間を経て、平成32年(2020年)からの確認申請の必須事項、つまり義務化されます。

*個人的には2年間の猶予、2015年からの義務化で十分かとは思っていますが…。

その新しい断熱基準を表す数値が、Ua値とηa値です。

平成25年省エネ基準
Ua値(外皮平均熱貫流率:建物から逃げる熱量を外皮等面積*1で除した値)
ηa値(冷房期の平均日射熱取得率:総日射熱取得量を外皮等面積*1で除した値)

Ua値、ηa値が小さいほど日射が入りづらく、断熱性能、冷房効率が高くなります。
*1:外皮面積とは、屋根(天井) 面積、外壁面積、床面積、開口面積(サッシ等)土間床面積を合計した値

出典:木造住宅と関連ソフト「ホームズ君」の総合情報サイト 平成25年省エネ基準

ちなみに、Ua値(ユーエー値)、ηa(イータエー値)と呼びます。

専門的な知識なので、今回はここまで。

「住まいの省エネ~情報を理解する②」は後日掲載します。
少しお待ちください。

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